2018/10/11

新型iPhoneのカメラは、一眼レフカメラのようなボケや遠近感を擬似的に表現し、魅力的な写真を撮影できる「ポートレートモード」を搭載している。ポートレートモードの上手な使い方と撮れる写真のパターン、苦手なシチュエーションなどを解説する。

ポートレートモードとは?

「ポートレートモード」とは、iPhone 7 Plus、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRに搭載された撮影モードで、背景をぼかして被写体を際立たせた写真を撮ることができる。

ポートレートモード

擬似的に背景をボケさせることで、奥行き感を表現することができるのだ。通常撮影と同じ、標準モード。ナチュラルな写真が撮れる。

iPhone ポートレートモード 自然光

■スタジオ照明被写体の輪郭を強調し、明暗をはっきり表現できる。クールな印象で撮影したい時などに便利だろう。

iPhone ポートレートモード 輪郭強調照明

■ステージ照明上記「ステージ照明」のモノクロ版。白黒になることで、よりドラマティックな画像がつくれる。

iPhone ポートレートモード ステージ照明(モノ)

被写界深度コントロール機能とは?

また、iPhone XS、XS Maxでは新機能として「被写界深度コントロール」が搭載されて話題となっている。これは、背景のボケ具合を撮影後に調整することができる機能だ。

ポートレートモードで撮影した写真を「写真」アプリで開き、右上の「編集」をタップすると、画像の下に被写界深度を調節する以下のようなスライドバーが表示される。

iPhone XS ポートレートモード 深度コントロール
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ここを左右にスワイプすることによって、自分の好みの深度でボケ具合を調整することができる。

iPhone XS ポートレートモード 被写界深度コントロール
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こちら、iPhone XSのポートレートモードで撮影した写真。背景のボケ味も適度で自然な仕上がりだ。

iPhone XS ポートレートモード 被写界深度コントロール
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コントロールバーを左右にスライドさせると、左写真では背景ボケがなくなり、右写真では背景ボケがMAXになる。撮ったままのボケ方が気になる場合は、自分で調節してみよう。

ポートレートモードの苦手な被写体やシチュエーションは?

■輪郭線が複雑な「植物」や「雲」など光を反射するものは境界線が曖昧になり、輪郭が背景と一体化してボケが不自然になってしまう。ミラーやよく磨かれたガラス、石やプラスチックでできた光沢感のあるオブジェ、腕時計などがこれに該当するだろう。

iPhone ポートレートモード 苦手な被写体

■「風景」や「部屋」などの広い範囲

iPhone ポートレートモード 苦手な被写体

■「暗い場所」

iPhone ポートレートモード 苦手な被写体

いつでもどこでも持ち歩いているスマホで、撮りたいと思ったときにサッと印象的な写真が撮れるのは嬉しい。搭載モデルをお持ちの人は、ぜひ活用して欲しい。

文:鈴木雅矩(スズキガク)

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